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コンペ形式のインターンで勝つには? (プレゼン編)

前回まででは、マネジメントについて記載しました。しかし、マネジメントだけがうまくできても意味がありません。

 

最終的にコンペで審査員が評価するもの。それはプレゼンです。

 

どんなにいい議論、努力をしていたとしてもコンテストでそんなもんは一切関係なく、結局人が評価するのはプレゼンの資料、発表だけです。だからこそ、プレゼンの資料作成・発表準備には命を注いでください。笑  そのためのプレゼン時のTipsを以下に書きたいと思います。

 

◯プレゼンのTips

 ⑴評価者は何人いるのか。どういう人物なのか。どういう評価ポイントを持っているのか、押さえよう。

 

  • これは僕自身が某自動車メーカーの新規事業立案で負けた時の教訓です。メンターとしてついていた社員からは一番太鼓判を押されていたし、実際勝つ自信のある企画内容でした。どの班よりも、論題である若者の車離れの問題を解決することに繋がるものだったからです。しかし、結局選ばれたのはファミリー層向けの企画という、論題とはずれたものでした。なぜこうなったのか。それは選ぶ側の方の思考までプレゼンで配慮してなかったからです。彼らは、研究所一筋の役員の方で、新規性よりも実現可能性を注視する傾向にあることを自分たちは抑えていませんでした。自分たちの企画に自信を持ちすぎ、結果として審査員が誰で、どんな経歴を歩んできて、どんなことを評価の対象にしているのか抑えてなかったのです。だからこそこの点は、コンペで勝つなら絶対に抑えておきましょう。

 


⑵プレゼン発表の仕方、見せ方

  • どんなにいい企画だったとしても伝わらなければ意味がありません。どうしたら聴衆の心を惹きつけることができるのか、スティーブ・ジョブスAppleでのプレゼンが最高に綺麗だと思うので、それを見て学びましょう。他のおすすめはTEDのプレゼンです。
  • 僕のやり方は、相手が同意するような話をまずする。相手に「たしかに、それそうだなあ。自分も感じてるなあ」って思わせておいて、その後にそれを解決する企画をドーーーン!とぶつけます笑

⑶プレゼンの資料の質

  • 基本、One slideには, One messageで!いろいろ詰め込むのはやめましょう!
  • 見た瞬間に何が伝えたいかわかるslide以外はうんこ。:輪読とか人のプレゼンを聞く時を思い出してください。プレゼン見ようかどうかは見た瞬間に決まりますよね?なんかごちゃごちゃわかりにくかったら、人は見たくなくなるんです。
  • 基本は3色で。(白の下地に、文字とかグラフとかは黒とあともう一色)どうしても色に違いを出したいなら濃淡で表そう。プレゼン作成にくそ自信あるならいろんな色使うのはあり。
  • 細部まで手を抜くな。: 余白はどれも統一、統一するためにベースとなるパワポ作ってコピペしまくりそれを土台に書こう。画像は、なんか汚くはみ出したりするな。出典は必ず書こう。文字の大きさは統一する。文字に無駄な3Dとかつけない。とか笑

 

追記)プレゼンの資料作成の仕方学びたいなら

 

コンサル流 プレゼン資料作成術 (次の10年にプロフェッショナルであり続ける人の教科書)

をよんどけー。おすすめだよーん。 

コンペ形式のインターンで勝つには?(マネジメント編)②作業時

コンペ形式のインターンでは、時間は1−5日間と非常に短い期間で、初めて会った人たちと組んで、一緒に企画を練り、ともに作業を進め、コンペに挑 まなければいけません。そうした状況の中で、より良いコンペの結果を得るためには、「限られた時間で組織の成果を最大化させることを目標とする」、マネジ メントの手法を学ぶ必要があると考えています。

 

どうしたら限られた時間で仲間から信頼を得て、チームに方向性を示し、その方向に向かって仲間を巻き込み、良い結果を残すことができるのか、そのためのTipsを書こうと思います。

 

自分がこれまで7社のインターンに参加して経験から学んだ内容です。

・マネジメント編:①議論時、②作業時

・プレゼン編

の3パートに分けてまとめました。重複する点もありますがご了承ください。

 

今回は、マネジメント編の②作業について書きました。

 

 

 

◆作業時:①全体像の共有→②個々の仕事の配分・管理

①全体像の共有は必ず見える化して、その上で何度も口頭で伝えよう。

・ 紙やホワイトボード、ガントチャートを使って、見える化することが非常に大切です。よく議論に夢中になり、自分や何人かのメンバーがわかっていて他の人が わかっていないということがありますが、各個人の能力・成果を最大化することが最も大切なので、必ず相手に伝わるように全体像を共有しましょう。

・それでも全体像を忘れがちな人がいるので、その都度口頭で全体像を再確認することを何度も行いましょう。

 

②個々の仕事の明確化&細分化/人にあった仕事の配分・伝達方法/管理

・仕事は「目的」「行う作業」を明確化・細分化しよう。

  • グ ループワークの作業の効率性を上げるにはこれがひっっっじょおおおおに大切です。インターンの時間は限られています。そのためには、自分が人から仕事をお 願いされたときに、何をすればいいのかすぐにわかるくらい仕事が明確化されていることが重要です。インターンで行う仕事を挙げると以下の項目だと思いま す。(情報収集、プレゼン資料の作成、プレゼン発表の準備) こういった仕事を人に行わせるときにどうすればいいのか、下記で説明していきたいと思います。

 

・振る仕事・仕事の振り方を考えるためにまずは各メンバーの特徴・能力を知ろう。

  • 相手の特徴を見るときに抑える観点:メ ンバーには様々な思考、特徴を持った人がいます。先ほども述べましたが、マネジメントとは、組織の成果を最大化することが目標です。そのためには、個々人 の能力を最大限に引き出し、かつ全員が同じ方向を向いて努力する必要があります。言い換えると、チームリーダーがあるべきチームの方向性を示し、その方向 に巻き込むために、個々人に合わせた仕事の分配、組織構成を行う必要があります。その第一手として人の能力・特徴を見抜くことが非常に大切です
  • 以下が人を見るときのポイントです。自分が今まで人に仕事を配分したり、マネジメントしたりするときに、人を無意識に見分けていたポイント8点を言語化してみました。たぶんおそらくわかっているとは思いますが、参考にしてみてください。
  1. 考える力
  2. 巻き込む力(チームの仲間を巻き込めるか) 
  3. やりきる力(仕事を最後までやりきるか)
  4. 得意な作業分野
  5. やりたい作業分野
  6. 1時間あたりの作業量(作業スピード)
  7. アウトプットの質
  8. モチベーションポイント:何をモチベーションとしているのか。
  9. その他特徴 
  • 以上の点を考慮して仕事を振りましょう。その際、どう振るのか次で説明します。

 

上記を踏まえ、的確な仕事の振り方・伝え方を心がけよう。

下記の5点を必ず伝えるようにしましょう。人によっては全部を伝える必要はありませんが、(全体像が共有できている頭の良い人であれば)基本的に紙など目に見える形で適宜全体像とそのどの部分が今行うべき作業なのか、その両方を共有しましょう。

 

【仕事を配分するときに各個人に共有すべきこと】

大 きく5点です。When、Who、What、How、Whyを必ず伝えるようにしましょう。以下は具体例を添えて書いてみました。特に、Howの部分は的 確に指示を出しましょう。ざっくりと指示を出すのではなく、最終成果物のイメージとそのために必要な作業プレセスをきちんと口頭あるいは紙に書いて指示を 出すと尚良しだと思います。

 

❶When/いつまで:Ex)1時間で。

❷Who/誰が:Ex)Aくんが

❸What/何を:Ex)20代でショットを飲むのが好きな人の推定人口を算出する。

❹How/どのようにやるのか(最終成果物の形・そのために必要な作業プロセス)

・最終形は?

Ex)A.◯◯(20代人口)×B.▲▲(ショットを飲みたい人の割合)=C.×× 

 

・必要な作業プロセスは?

Ex)A.◯◯(20代人口)国勢調査とか、Googleで「日本人口、若者」検索。

※ここで必要があれば、オススメの情報検索(例:filetype:pdfで検索、論文・新聞なら、大学の学術情報検索サイト、矢野経済研究所等々)の仕方を指導してあげること。

意外とこれ知らなくて、探し方工夫すればすぐ出てくるのに、

 

  班員Aさん「1時間かけてもでてこないー!( ; ; )」

  自分「そっかー( ; ; )いいよーあとは俺がやるよー...」

 

とかいうケースがよくあるので(笑)時間を有効に活用できるようにしましょう笑)

 

※効率良い情報収集方法について学びたい人は、「課題解決のための情報収集術」って本を読んでください。

 

B.▲▲(ショットを飲みたい人の割合)→資料探索、または、適切なアンケート項目を作成し、アンケート設問ページで情報を集める。

注)アンケート項目についてはアンケート実施前に絶対に目を通しましょう。アンケートをできる機会は一度しかありません。だからこそ、アンケートで聞く内容は、リーダー的ポジションにいる人が確認するようにしましょう。

 

以下参考までに

アンケート作成サイト)typeform、Googleアンケート等々

アンケート項目の作り方)本やサイトなど参考にしましょう

 

❺Why/なぜ

ここが結構大事です。今現在やっている作業は全体の中のどの項目でどれくらい大切なことなのか。なぜ必要な作業なのか。そしてなぜあなたがそれをやるべきなのか。なぜあなたしかできないのか。想いを伝えて、相手のモチベーションをあげるような言い方をしましょう。

 

小ネタ)モチベーション上げさせる方法

・要はどうしたら喜んでくれるのか、ということです。休憩時間とかで特徴を探り、相手が喜びそうなツボを押さえましょう。

Ex)プライド高い人にある仕事を押し付けたい時、プレゼンの大事な部分は自分がやり、他の部分をやらせたい時 → 基本、よいしょしまくること。笑

自分「おれほんっとに才能ないからさあー!お前にしかできねーんだよなー。お前の××なとこすげーし、お前が頼りなんだよおおおお頼むーーー!」 

 

先ほどの「※効率良い情報収集方法について学びたい人は、「課題解決のための情報収集術」って本を読んでください。」って紹介しましたが、その本はこちらです。

課題解決のための情報収集 (次の10年にプロフェッショナルであり続ける人の教科書)

 

 

コンペ形式のインターンで勝つには?(マネジメント編)①議論時

コンペ形式のインターンでは、時間は3−5日間と非常に短い期間で、初めて会った人たちと組んで、一緒に企画を練り、ともに作業を進め、コンペに挑まなければいけません。そうした状況の中で、より良いコンペの結果を得るためには、「限られた時間で組織の成果を最大化させることを目標とする」、マネジメントの手法を学ぶ必要があると考えています。

 

どうしたら限られた時間で仲間から信頼を得て、チームに方向性を示し、その方向に向かって仲間を巻き込み、良い結果を残すことができるのか、そのためのTipsを書こうと思います。

 

自分がこれまで7社のインターンに参加して経験から学んだ内容です。

・マネジメント編:①議論時、②作業時

・プレゼン編

の3パートに分けてまとめました。重複する点もありますがご了承ください。

 

今回は、①議論時についてです。

 

◯議論時

(1)議論は「目的」「時間」を明確化しよう。

  • A)拡散的な議論(アイディア出し)をする時間:あらかじめ話すべき範囲、最終的なアウトプット像を明確にしよう。どこまでの範囲のアイディアを考えればいいのか、理想のアイディアの形(文章ベースとかだと◯◯したいけど、××だから、◯◯できない。ここの××にうまるものを考えよう。とか)を提案したほうがいいのか、しないほうがいいのかなど、決めておかないと話してても先に進みません。
  • B)収束的な議論(アイディア選定)をする時間:アイディアの良し悪しを決める観点は何か先に決めましょう。みんなよく軸を設定するのを忘れて主観でものを言いがちだけど、それだと議論に無駄が生じます。

(2)相手の信頼を得て説得するために3つのステップを意識しよう。

 <❶傾聴→❷ほめる→❸伝える>

 

 ❶傾聴基本どんな人に対しても、まずは話を聞く。自分の意見を言いたくても、まずは聞きましょう。顔の表情、頷き、前傾姿勢等、できるパフォーマンス全てを使って聞く。意外と聞いているふりをする人が多いが、相手の信頼を得るには、心の底から理解しようとする姿勢が大切。

 

ほめる:その上で、相手の何かしらの点をほめましょう。(意見は認められる点だけ、認めればいい。考えの鋭さ、話し方、発想の仕方等)。なんでもいいので、とにかく2−3つくらい褒めよう。そうすることで相手は自分のことを理解してくれているんだ、と思ってくれます。

 

伝える:そのあとに初めて自分の意見を相手に伝わりやすい形で言おう。

この伝わりやすい形というのは、難しい単語を使わない、とか、相手が留学生なら留学生にもわかりやすい形で伝えるとか、相手が野球大好きな人なら野球の例えを使って噛み砕いて話すとか。自分だけわかっていてもチームの仲間に共有できなければ意味がありません。例え、あんまりこの人頭よくないなあって思っても、その相手が理解できないのであれば自分の責任だと思ってください。相手に合わせて話すことがチームで勝つためには非常に大切です。ちなみにこれができる人は、巻き込む力が強いという評価を人事はしてくれます。

 

もし質問等あればコメントください。

初ぶろぐ。笑

これから、就活関連の事柄について書いていこうと思います。

 

自分がこれを書こうと思ったのは、自分自身が就職活動は非常に長くてすごく苦労したことに起因します。昨年の6月下旬から今年の8月上旬まで1年以上就職活動をしていました。しかし、色んな方に教えを請いたり、色んな本を読んだり、インターンシップは7つほど参加して、コンペで勝てない経験をしたり、様々なことを経験してきました。そうした地道な積み重ねの結果、最後には第一志望から内定を頂くことができました。

 

そして、就職活動が終わり、インターンシップ活動といった就職活動に100%時間を注ぐのが難しいけど、ゼミ活動に粉骨砕身している優秀かつ自分から情報を掴みたい、知りたいといった後輩を見ていて、

「応援したい」

「頑張ってほしい」

「今までの自分の体験から何か伝えられることはないだろうか。」

と思い、このブログを立ち上げることにしました。もし少しでも就職活動のサポートになれば幸いです。

 

ここで、一応自分がどういったインターンシップを経験してきたのか。どれくらい落ち、失敗してきたのか書こうと思います。自分の行く会社の名前を出すと、よく周りから「最初から能力あるから全部受かったんじゃないか?」と思われがちですが、僕は本当に凡人で、何も能力がありませんでした。どれくらい凡人かというと、

 

外資戦コンの人や某大手IT企業の方から「論理的思考力皆無だね」って言われた。

・ESの添削は多い時は10回以上してもらってた。

・GDは、本当に苦手で、フェルミとケース問題を計300回くらいやってやっとできるようになった。

・面接練習は20−30回くらいやってやっと自信を持てるようになった。

・サマーインターンは25社出して、21社落ちた。

・その他本選考でも何十社も落ちた。

とまあこんな感じです。

 

こんな僕みたいな凡人でも、数々の失敗を重ね、失敗から何かを学び続け、情報に貪欲で居続け、努力し続ければ、最終的には自分の納得のいく企業に行くことができるんだ。ということを認識してもらえれば幸いです。

 

インターンシップとその内容(受けた順)】

・某シンクタンク

・某投資銀行/買収提案型コンペ:12チーム中優勝

リクルート/新規事業立案コンペ:5チーム中3位以内入賞できず。

・某自動車メーカー/新規事業立案コンペ:5チーム中優勝できず。

外資系企業(マーケティング部)/新規事業立案コンペ:5チーム中初優勝

・イトクロ/新規事業立案:※3チームあったがコンペ形式ではなかった。

アカツキ/新規事業立案コンペ:予選敗退

 

ということで、コンペ形式だと2勝3敗でした。新規事業立案コンテストに関しては、2度の負けを経験して、3度目にやっと勝つことができた形です。

 

【内定先】

・大手総合商社数社、大手日系消費財メーカー等々とだけ言っておきます。こんな感じなんだなー程度に思ってもらえれば幸いです。