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コンペ形式のインターンで勝つには?(マネジメント編)②作業時

コンペ形式のインターンでは、時間は1−5日間と非常に短い期間で、初めて会った人たちと組んで、一緒に企画を練り、ともに作業を進め、コンペに挑 まなければいけません。そうした状況の中で、より良いコンペの結果を得るためには、「限られた時間で組織の成果を最大化させることを目標とする」、マネジ メントの手法を学ぶ必要があると考えています。

 

どうしたら限られた時間で仲間から信頼を得て、チームに方向性を示し、その方向に向かって仲間を巻き込み、良い結果を残すことができるのか、そのためのTipsを書こうと思います。

 

自分がこれまで7社のインターンに参加して経験から学んだ内容です。

・マネジメント編:①議論時、②作業時

・プレゼン編

の3パートに分けてまとめました。重複する点もありますがご了承ください。

 

今回は、マネジメント編の②作業について書きました。

 

 

 

◆作業時:①全体像の共有→②個々の仕事の配分・管理

①全体像の共有は必ず見える化して、その上で何度も口頭で伝えよう。

・ 紙やホワイトボード、ガントチャートを使って、見える化することが非常に大切です。よく議論に夢中になり、自分や何人かのメンバーがわかっていて他の人が わかっていないということがありますが、各個人の能力・成果を最大化することが最も大切なので、必ず相手に伝わるように全体像を共有しましょう。

・それでも全体像を忘れがちな人がいるので、その都度口頭で全体像を再確認することを何度も行いましょう。

 

②個々の仕事の明確化&細分化/人にあった仕事の配分・伝達方法/管理

・仕事は「目的」「行う作業」を明確化・細分化しよう。

  • グ ループワークの作業の効率性を上げるにはこれがひっっっじょおおおおに大切です。インターンの時間は限られています。そのためには、自分が人から仕事をお 願いされたときに、何をすればいいのかすぐにわかるくらい仕事が明確化されていることが重要です。インターンで行う仕事を挙げると以下の項目だと思いま す。(情報収集、プレゼン資料の作成、プレゼン発表の準備) こういった仕事を人に行わせるときにどうすればいいのか、下記で説明していきたいと思います。

 

・振る仕事・仕事の振り方を考えるためにまずは各メンバーの特徴・能力を知ろう。

  • 相手の特徴を見るときに抑える観点:メ ンバーには様々な思考、特徴を持った人がいます。先ほども述べましたが、マネジメントとは、組織の成果を最大化することが目標です。そのためには、個々人 の能力を最大限に引き出し、かつ全員が同じ方向を向いて努力する必要があります。言い換えると、チームリーダーがあるべきチームの方向性を示し、その方向 に巻き込むために、個々人に合わせた仕事の分配、組織構成を行う必要があります。その第一手として人の能力・特徴を見抜くことが非常に大切です
  • 以下が人を見るときのポイントです。自分が今まで人に仕事を配分したり、マネジメントしたりするときに、人を無意識に見分けていたポイント8点を言語化してみました。たぶんおそらくわかっているとは思いますが、参考にしてみてください。
  1. 考える力
  2. 巻き込む力(チームの仲間を巻き込めるか) 
  3. やりきる力(仕事を最後までやりきるか)
  4. 得意な作業分野
  5. やりたい作業分野
  6. 1時間あたりの作業量(作業スピード)
  7. アウトプットの質
  8. モチベーションポイント:何をモチベーションとしているのか。
  9. その他特徴 
  • 以上の点を考慮して仕事を振りましょう。その際、どう振るのか次で説明します。

 

上記を踏まえ、的確な仕事の振り方・伝え方を心がけよう。

下記の5点を必ず伝えるようにしましょう。人によっては全部を伝える必要はありませんが、(全体像が共有できている頭の良い人であれば)基本的に紙など目に見える形で適宜全体像とそのどの部分が今行うべき作業なのか、その両方を共有しましょう。

 

【仕事を配分するときに各個人に共有すべきこと】

大 きく5点です。When、Who、What、How、Whyを必ず伝えるようにしましょう。以下は具体例を添えて書いてみました。特に、Howの部分は的 確に指示を出しましょう。ざっくりと指示を出すのではなく、最終成果物のイメージとそのために必要な作業プレセスをきちんと口頭あるいは紙に書いて指示を 出すと尚良しだと思います。

 

❶When/いつまで:Ex)1時間で。

❷Who/誰が:Ex)Aくんが

❸What/何を:Ex)20代でショットを飲むのが好きな人の推定人口を算出する。

❹How/どのようにやるのか(最終成果物の形・そのために必要な作業プロセス)

・最終形は?

Ex)A.◯◯(20代人口)×B.▲▲(ショットを飲みたい人の割合)=C.×× 

 

・必要な作業プロセスは?

Ex)A.◯◯(20代人口)国勢調査とか、Googleで「日本人口、若者」検索。

※ここで必要があれば、オススメの情報検索(例:filetype:pdfで検索、論文・新聞なら、大学の学術情報検索サイト、矢野経済研究所等々)の仕方を指導してあげること。

意外とこれ知らなくて、探し方工夫すればすぐ出てくるのに、

 

  班員Aさん「1時間かけてもでてこないー!( ; ; )」

  自分「そっかー( ; ; )いいよーあとは俺がやるよー...」

 

とかいうケースがよくあるので(笑)時間を有効に活用できるようにしましょう笑)

 

※効率良い情報収集方法について学びたい人は、「課題解決のための情報収集術」って本を読んでください。

 

B.▲▲(ショットを飲みたい人の割合)→資料探索、または、適切なアンケート項目を作成し、アンケート設問ページで情報を集める。

注)アンケート項目についてはアンケート実施前に絶対に目を通しましょう。アンケートをできる機会は一度しかありません。だからこそ、アンケートで聞く内容は、リーダー的ポジションにいる人が確認するようにしましょう。

 

以下参考までに

アンケート作成サイト)typeform、Googleアンケート等々

アンケート項目の作り方)本やサイトなど参考にしましょう

 

❺Why/なぜ

ここが結構大事です。今現在やっている作業は全体の中のどの項目でどれくらい大切なことなのか。なぜ必要な作業なのか。そしてなぜあなたがそれをやるべきなのか。なぜあなたしかできないのか。想いを伝えて、相手のモチベーションをあげるような言い方をしましょう。

 

小ネタ)モチベーション上げさせる方法

・要はどうしたら喜んでくれるのか、ということです。休憩時間とかで特徴を探り、相手が喜びそうなツボを押さえましょう。

Ex)プライド高い人にある仕事を押し付けたい時、プレゼンの大事な部分は自分がやり、他の部分をやらせたい時 → 基本、よいしょしまくること。笑

自分「おれほんっとに才能ないからさあー!お前にしかできねーんだよなー。お前の××なとこすげーし、お前が頼りなんだよおおおお頼むーーー!」 

 

先ほどの「※効率良い情報収集方法について学びたい人は、「課題解決のための情報収集術」って本を読んでください。」って紹介しましたが、その本はこちらです。

課題解決のための情報収集 (次の10年にプロフェッショナルであり続ける人の教科書)