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あなたの原石は何色ですか?=「自分を知る」具体的な手順をまとめてみた。

前回(納得のいく就活をしよう!ゴールに近づくための【3つのステップ】 - 納得いく就活をゆる〜く応援するブログ。
に引き続き、今回は「自分を知る」方法について触れていきたいと思います。

自分を知る。とは一体どういうこと?

僕は自分なりのカラーを見つけることなのかな。って思います。
例えば電通の人はそれぞれ違う色の名刺を持っているそうですが、それと同じようにみなさんにも自分なりのカラーがあるはずなんです。

例えば今自分が着ている服、それも自分で選んだ色ですよね?

黒がベースの人もいれば、紺がベースの人もいると思います。
おそらくそういう人たちは、全身黄色の服とか真っ赤な服を着たりはしませんよね?

なぜかと言われても、自分がその色の服が好きじゃないからですよね。

会社選びでも同じだと思うんですよね。自分なりのカラーが何色なのか、まず知ること。その上でその色にあった会社に行くことが大切なのではないでしょうか。

例えば、知性の求められる仕事なのに(青としましょう)、自分は人と話すのが大好きな人(明るめの黄色としてみましょう)、どう考えても合わないですよね?いきなり全身ブルーにしろおおおみたいなの言われても、嫌じゃないっすかw

まずは、自分に合う色を見つけ出すことが大切なんですよね。
その上で、相手の色(仕事内容や社風)を見ていく必要があります。

(注:ただ、別に1つのピュアなカラー(青なら青!)に限定する必要はないと思います。例えば、紫と聞いて、どういう色をイメージしますか?青めの紫ですか?ワインレッド的な感じですか?人によって、調合している赤、青、緑の量は違うはずですよね。それと同じように、人それぞれいろんな色があって良いと思うんですよね。)

自分の色を知りたいなら、自分の価値観・原体験を徹底的に掘り起こせ。


では皆さんの「色」ってどういう風に形成されてきたと思いますか?
色って言い方かもわかりにくいしれないので、もっと簡単に言うと、
「何に喜怒哀楽を感じるのか」ってことです。
Ex)これ好き!/嫌い!/むかつく!/楽しい!/ウケる!みたいな感情ですね。

つまり、価値観ですね。何を大切にし、何はそんなに大事じゃないのか。

きっとこれって皆さんが経験したきたこと、その中でも特に印象的な出来事である「原体験」とか「親の教育方法」とか、そういうことに基づいていると思うんですよね。先日の就活=恋愛っていう内容の記事であれば、「自分を知る」ということは、①自分の好み②その好みを裏付ける経験、だと思います。



価値観に関して、例えば、自分の場合であれば、
価値観
・まずは死ぬほど努力しよう。どんなにしんどくてもあと一歩頑張る。そしてその努力は絶対に無駄にならないだろうなあ。とか。
・よりチャレンジングな壁ほど挑戦してみたい。乗り越えた瞬間の達成感は本当に感動するから。とか。

こういう価値観があります。なぜそう思うようになったのか、これを裏付ける原体験は大きく2つあります。

原体験❶:親父がなかなか褒めない。だから結果で見せつけてやりたいから努力しまくる癖がついた。
原体験❷:高校のラグビー部での体験
 高校時代ラグビー部の中で一番弱くて、スタメンにも選ばれなくて、本当に毎日のように辞めたくて、でも毎日最後まで自主練をやっていた。そしたら、最後の大会で途中出場ながらも得点し、仲間が喜んでくれた。なかなか褒めない監督も引退後「たしかに◯◯は弱い。けど、一番練習してたから、こいつを出そうと決めた。これで負けてもしょうがないと思った。」と言ってくださって号泣した。今までの辛い3年間の努力は無駄じゃなかったんだって思った。

こうした経験に基づいて、自分は、

やりたいこと
・より高い壁に挑戦したいなあ。インターンとか経験していくうちに、提案とかで止まるコンサル、M&Aアドバイザリーよりも、実際に戦略を立てて、それを実行する。そして、そのために、周りの人をモチベートして、巻き込んで一つの目標を達成するって、きっと難しいんだろうなあ。でもだからこそ挑戦してみたいなあ。それって一体どういう仕事だろう。(原体験他にもあるのでちょいロジック的にあれ?って部分もあるとは思いますが。そこはご了承ください(笑))

→調べる。調べまくる。→商社?マーケター?かなあ? みたいに考えるようになりました。(この調べまくるとこも重要なのでにそれについては別途書きます。)


ってこんな感じで、原体験をブラッシュアップしていくことが、自分なりの「色」「価値観」を知り、そして、自分の「やりたい仕事」を見つけるためには非常に大切なんです。


自己理解には4つの段階がある


・自己分析したことあるけど、具体的にどこまで何をすればいいの?
・おれだって自己分析してるよー。
・自己分析どこらへんまでやればええねん。

と思う人も多いと思うので、ここで整理をしておきます。
下記の図を見てください。

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<Level 1> 
自分の原体験も、大事にしている価値観も、将来やりたいこともなんもわかんない
<Level 2>
なんとなーく、原体験も、価値観も、やりたいこともあるけど、3つの整合性とれてる気がしない。
<Level 3>
原体験も、それに基づいた価値観も、固まってきた。でも、それをどう実現したらいいのか、その選択肢がわからない。
<Level 4>
すべて筋が通っていてperfect。

もちろんこれはあくまで参考程度にしてもらえればと思いますが、皆さんは今どの段階にいるでしょうか。
このレベル感を意識することが、自分の行きたい企業を探すためには非常に大切です。

自己理解のレベルを上げるための3ステップ。


んじゃこれをちゃんとLevel 3〜4くらいまで上げていくにはどうすればいいのか?

そのための大きな3ステップはこんな感じかなあって思います。
❶ 書き込み
❷ 他の人に見てもらう(1on1)
❸ ❶と❷を繰り返す


❶書き込み
<原体験と価値観を書き出そう>
 (a)原体験シート(30分もあれば終わります。)
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 まあこんな感じでですね、左から、
 ・年齢(幼少期から書き込もう)
 ・記憶に残っている事柄
 ・当時体験を経て感じたこと、考えたこと
 ・今の自分への影響

ってとこまで、短い文章でもいいので、Excelでシート作って書いてみましょう。

注)個人的には、すげーダークな経験も書くのも大事かなあって思います。例えば、プロボクサーとか、あるいは情熱大陸とかでも、大概必ず挫折経験がその人のモチベに繋がってるじゃないですか。あれと同じように意外と挫折経験って人のモチベの源泉になっていたりするのでそこもあえて、過去の体験として振り返ってみることをお勧めします。)

(注意:この中の経験でも、すべての体験が大事というわけではないと思います。今の自分への影響の強弱が、自分の今の価値観を形成していると思うので。ただ、まずはすべて書き出してみてください。)

☆Mini Tips/幼い時の経験を思い出せない人もきっといると思います。そういう人は、小学校のアルバム、思い出の品、通知表の先生からのコメントとか、思い出を引き出す品を探したりしてみましょう。自分の場合は、自分が昔書いたサンタさんへの手紙を見て、欲深さにビビりましたw f:id:xxxQxxx:20151230002613j:plain




 (b)自己整理シート
・こちらは、自分が何が好きでどんなことがしたいのか書いてみましょう。
サンプルはこんな感じです。
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◯原体験・キッカケ(今の自分の価値観・方向性を形成した源泉)
◯価値観・方向性・こだわり(自分の行動軸や判断軸、推進力となる感情、大事なこと。これは嫌だ!ってことでも。)
◯夢・やりたいこと・なりたい姿(自分が目指していること、目指す意味)
◯具体的な10年後の自分(仕事、ライフ、コミュニティ、友人、仲間)
◯夢、やりたいこと、なりたい姿を実現するための具体的な方法



とりあえず、これを埋めていきましょう。

❷他の人に見てもらう(1on1)
 ❶が終了したら、それを他の人に見せて、自分のことを説明してみましょう。内容はこんな感じです。
自分はどんな体験をしてきて、どんなことを大切にしていて、その結果、どういうことをしたいのか。
相手は、先輩でも家族でも友人でも誰でもいいと思います。そしたら、ツッコミをいれてもらいましょう。その中でも一番強い原体験って何?とか。それって本当にやりたいことなの?とか、質問はなんでもいいと思います。そうしていくことで、自分が本当に大切にしている価値観を見つけることができると思います。

下記にやり方まとめたんで、参考にしてください。
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まとめ:「自分を知る」方法と手順
(原体験シートと自己整理シートの参照元:クロスメンターシッププログラム内資料及びそこでお世話になった方々のコメント等/https://www.facebook.com/CrossMentorship/?fref=ts



ただ、もちろんこの方法のメリット・デメリットもあると思うので、記述しておきますね。
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自己分析に関しては、他にもやり方あるので、それはまた今度の記事に書くことにしまーす。

次回は「バイトの後輩選び」で、企業で必要な能力を考えてみた。 - 納得いく就活をゆる〜く応援するブログ。
をご紹介したいと思います。